蔓沢つた子先生の作品の新妻くんと新夫くん。
ホストの新夫と売れっ子作家新妻が織りなす
クレイジーラブストーリー再び！
イケメンホストの隠れゲイの新夫はひょんなことから
陰陰気なストーカー男・新妻に付き纏われることに。
一波乱あって同棲中の二人でしたが関係は相変わらずのようで・・・。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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新妻くんと新夫くんのあらすじは？
ホストクラブで働く人気ホスト・新夫翔は
ホストだけど紳士なことで人気。
しかしその理由は彼の性欲の対象は女性ではないから・・・
そう、彼は隠れゲイだったのです。
ある日酔った勢いで誤って全く好みではない
陰気なコンビニのアルバイト・新妻さとしを口説いてしまったことから
新夫の悲劇とも呼べる恋愛劇が幕を開けます。
同じくゲイであった新妻ですが暗い性格に冴えない容姿に加え
ヤンデレストーカー気質なことが判明。
口説かれたことでその気になってしまった彼は
新夫に執着し付き纏うようになります。
そんな彼を新夫がブチ切れ犯したりそれでも付き纏われたり
実は新妻が売れっ子作家でお金持ちなことが判明しつつ
なんだかんだで同棲することとなったのが前作までの流れです。
色々ありながらも奇妙な同棲生活を続けている新夫と新妻の二人。
新妻くんと新夫くん
新夫は仕事とプライベートはきっちり分ける主義なので
（そもそも新妻に対して恋愛感情があるかも定かではありません）
この日もホストの仕事に出かけるために準備をしています。
一方の新妻は彼が女性と接することが嫌だと
駄々をこねまくりいかないでと泣きついています。
新夫はそんな新妻をいつものようにベッドへと押し倒し
文字通り身体で黙らせ出勤するのでした。
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新妻くんと新夫くんのネタバレとその後の展開は？
毎度毎度駄々をこねる自分を抱き潰し
強引に黙らせる新夫のやり方にさすがの新妻もご立腹です。
いつも身体でどうにかするのはどうかと思う
こんなことしなくても愛は育まれるのに・・・と
プラトニックラブを提唱する新妻。
その言葉をいつもの戯言だと言わんばかりに
受け流したていた新夫でしたがその日
自分の客からも同じようなことを言われてしまいます。
別に新妻に嫌われようとかまわない・・・そう思う新夫は
あくまで求めているのは新妻の方だということを
わからせるために禁欲を実行します。
そのうち我慢できずに新妻の方から求めてくるであろうと
考える新夫でしたが予想に反して新妻はあっけらかんとしています。
思惑が裏目に出て自身が悶々とする羽目になっただけの新夫・・・
最終的には耐え切れずにいつもの通り新妻を自ら組み敷くことになるのでした。
新妻くんと新夫くん
新妻のことなど好きではないとあくまで優位に立っていたい様子の新夫は
新妻に対してぞんざいな扱いをすることが多いです。
しかし本作に収録されている別のお話では
これまでの新夫の姿とは全く別の一面を見ることができます。
元々スランプに陥ると身投げや首吊りなど自殺癖を発症してしまう新妻。
しかし新夫と同棲し始めてからはそれもだいぶ和らぎ
一人布団にくるまりめそめそとする程度にとどまっています。
しかし普段はうざったいくらいに騒ぎ付き纏ってくる
新妻のそんな姿に新夫は酷く調子を狂わされます。
そして次第にそんな彼を甘やかし
復活させてあげることが新夫の役割となっていくのです。
鬱々状態の時は記憶がなくなるため
めいっぱい新妻に優しくしてあげることができる新夫。
とにかく甘い二人のラブラブかつ
エッチなお話がたっぷり楽しめる短編は必見です。
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新妻くんと新夫くんの感想は？
今作は蔓沢つた子先生の短編集「くさかんむりに化けると書いて」に
収録されていた「新妻くんと新夫くん」の続編です。
前作を読んでからの方が楽しめますが作品の最初に
あらすじは載っているので一冊だけでも十分に理解はできるかと思います。
ただし前作は結構新夫が酷い男なので今回ご紹介した方を
読んでからだとちょっと驚くかもしれません・・・。(笑)
本作はすでに二人が同棲をはじめているところからのスタートですが
最初のおはなしでは相変わらずの関係が描かれています。
新妻くんと新夫くん
かと思いきや本人は認めていないものの
新夫もすっかり新妻に惚れてしまっている感じですね。
最初のはなしは前作から読んでいると安定の二人といった感じなんですが
個人的にはもう一本のお話が非常によかったです。
普段の謎にテンションが振り切れた新妻がすっかりしおらしくなり
新夫もそんな彼を甘やかしてあげる非常に甘くエロい展開。
この時の新妻には記憶がないから優しくできる・・・と新夫は語っていますが
これだけ献身的に甘やかしている時点でがっつり惚れこんでいますよね。
新妻は決して美形や美少年キャラクターではないんですが
とにかくかわいく見えてしまうそんな作品となっています。
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