宮城とおこ先生の作品のG線上の猫。
絵に描いたようなお人好しの池田篤はあるとき家の前で
バイオリンを抱えた高校生を拾い食事を与えたが――。
身なりの良さそうな外見とは裏腹に
食事のマナーや口調はとても悪くて・・・。
家族は死んだ弟だけだという高校生。
自分の中には弟がいてバイオリンは
弟が弾いているのだという高校生に戸惑う篤。
次の瞬間倒れこみ一瞬意識を失う高校生が
次に気がついたときはまったくの別人のようで――。
謎の少年を拾ったことから始まる不思議な物語です。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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G線上の猫のあらすじは?
大学生の池田篤は子供の頃から捨て猫などを見ると
つい拾ってしまうお人好し。
ある日、左手の指から血を流して倒れている
高校生・成川理也を拾ってしまいます。
箸すら使えない理也は記憶が時々なくなるのだといい
持っていたバイオリンは亡くなった弟のもの。
G線上の猫
けれどバイオリンを手にした理也は簡単に演奏してしまい
驚く篤に理也は自分の中に弟の魂が入っていて
弟がバイオリンを弾くのだと告げたのでした。
興奮して意識を失う理也。
そこへ友人から一本の電話が――。
友人が調べた結果、理也が天才バイオリニストの
一人息子だということがわかって・・・。
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G線上の猫のネタバレとその後の展開は?
意識を取り戻した理也はまったくの別人でした。
別人になってしまった理也は混乱してしまい
家を飛び出してしまい出て行った理也のことが気になる篤。
後に理也が桐峰学園の音楽科の生徒だということがわかり
そこで再会した理也は出会ったときと同じ表情の理也でした。
そして理也が一種の多重人格障害だということがわかったのです。
ひとつの体にふたつの心が存在している理也が
身近な人間にひどく非難されていることに我慢ならなくなった篤は
そのまま理也を家につれて帰ります。
一夜明けて再び人格が変わった理也に篤は家にいる経緯を話し
忘れていったバイオリンと鍵を手渡しました。
鍵を受け取った日から理也はポケットに
鍵を入れていましたが使うことはありません。
もう一人の自分にと渡された鍵。
しかしこの鍵の存在がどうしても頭から離れません。
G線上の猫
そんなとき陰湿ないじめに遭い大切な楽譜が
窓から捨てられていることに気がついた理也は
楽譜を取ろうとして窓から落ちそうになります。
そこへ先輩が理也を抱きとめてキスをするのです。
驚いた理也が教室を飛び出すとポケットに入れていた鍵が先輩へ――。
先輩が鍵を持っていることを知った理也。
鍵を返してくれると約束してくれた先輩の家に行くと
そこで先輩に襲われてしまいますがなんとか未遂で鍵を取り返します。
無事に帰宅すると今度は篤からの電話が――。
理也は篤の存在を強く否定しますがそれでも
自分の存在を認めてくれる篤に動揺してしまいます。
そして自分が篤に依存しかけていることを予感して――。
惹かれあう二人とぶつかり合う二人の物語がはじまります。
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G線上の猫の感想は?
宮城とおこ先生の「G線上の猫」は
コミックス化されるまで足がけ4年もかかったらしいです。
この「G線上の猫」に登場する理也は
白と黒に分けられて物語が進みます。
個人的には黒の方がBLに期待できるかなとも思ったのですが
意外に白のほうがBLでして・・・。
結果、白も黒も大好物です。
またおせっかいでお人好しの篤の高感度は読めば読むほどに急上昇で
優しくされたい女子にはたまらない登場人物です!!
G線上の猫
逆に白サイドで登場する先輩のちょっと強引なところも魅力的で・・・。
優しい男と強引な男。
どちらになびくのかが期待されます!!
個人的には、どちらの男も大好物なので問題ないですが
全三作に分かれており数ページだけ描かれている
宮城先生のあとがきマンガも楽しいですよ!
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