小嶋ノア先生と白雪林檎先生の作品の偽装恋愛。
名子役といわれていた朋恵は映画「愛のかなた」の
主人公に抜擢され人気俳優の柴崎と共演するも
残念なことにNG連発でなかなか前に進めなくて――。
そんな時、柴崎と期間限定の恋人の契約をすることになります。
初恋すらしたことのない朋恵のニセモノだけど
本物の恋愛を描いた切ないけれどキュンキュンする物語です。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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偽装恋愛のあらすじは？
７歳でデビューした朋恵は１２歳までは
名子役と言われていましたがそれ以降、鳴かず飛ばずの役者。
映画「愛のかなた」の主役に抜擢されたことから
新しい自分になるための一歩を踏み出しますが
大切な恋愛のシーンでNGの嵐に。
そこへ相手役の人気俳優の柴崎の提案によって
偽装恋愛をはじめることになったのです。
偽装恋愛
初恋すらも迎えていない朋恵のプライドを見事にくすぐった柴崎に
初めてのキスを奪われてしまう朋恵ですが
あまりの心地よさに頭の中は真っ白になってしまいます。
そしてその場で崩れ落ちてしまうのです。
仕事の後、柴崎に連絡をすると
打ち合わせの終わった柴崎が朋恵のマンションに。
柴崎の車で連れられた朋恵は柴崎のマンションに到着するなり
ベッドに放り投げられ洋服を脱がされそうになってしまいますが
朋恵の強い希望によりキスから始めてもらうことに――。
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偽装恋愛のネタバレとその後の展開は？
初めての夜に５回もしてしまった朋恵はその日から
柴崎に意識するようになりますが結局NGの連発。
そんな朋恵を柴崎は楽屋で抱き今、朋恵に必要なことは
柴崎に集中することだと言われます。
結果、朋恵は演技にも台詞にも集中できなくなってしまうのですが
自然な演技に監督から褒められてしまうのです。
柴崎と絡み合う視線に今までの自分になかった感情が
わきあがる朋恵はその変化に戸惑いながらも
一歩づつ恋を覚えていきますが同時に撮影が終わったら
この関係が無くなってしまうことにショックを覚えてしまいます。
新しいシーンの撮影に入り子役時代の仲間だった
翼が加わった撮影現場ですがそこで突然のアクシデントが・・・。
突如始まった二人のアドリブ合戦に
監督が台本の書き直しを決定してしまい
朋恵は楽屋で待機することになってしまいます。
偽装恋愛
楽屋で恋愛雑誌を読んでいると柴崎が撮影まで
２時間も間が空くことを伝えにきてくれます。
そこで朋恵は柴崎が何年も心に
想っている人がいることを教えてもらいます。
柴崎が楽屋から出て行くと入れ替わりに
翼が尋ねてきてくれましたが
そこで翼から柴崎との関係を問われることに・・・。
楽屋での柴崎との行為を知られてしまった朋恵に
翼は自分が子役時代から朋恵が好きだったということを
伝えてきますが朋恵は翼の告白を断ります。
柴崎との恋が期間限定のニセモノだと伝える朋恵に
翼は自分がその代わりになると提案して強引に
朋恵の体を抱こうとしますが自分でもわからない感情のせいで
朋恵は柴崎の名前を呼んでしまうのです。
柴崎以外の人を感じることがなぜ悲しいのかもわからない朋恵に
翼は朋恵がその感情の意味に気がつかないのなら諦めないと告げて――。
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偽装恋愛の感想は？
偽装恋愛は朋恵の心の変化が読んでいる私たちに
伝わってくることが一番の魅力だと思います。
展開は戸惑うくらいに急速なのに心の変化はとてもゆっくりと
着いていけなかったはずの感情に追いついていくのです。
そして柴崎と翼の二人に影響されながら
朋恵は確実に役者としての自分を伸ばしていきます。
そしてそんな朋恵の姿を追ってどんどんエスカレートする
翼の愛情の深さもまた魅力的です。
偽装恋愛
この物語で出てくるメインの男性、柴崎と翼は
とても似た愛情の形を持っています。
どちらも朋恵を自分の傍に置きたいのでしょうけれど
その愛情の伝え方がまったく違います。
二人が朋恵を好きな気持ちはわかるのですが
朋恵は本物の恋愛とニセモノの恋愛の
どちらを選ぶのでしょうか？
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