小川彌生先生の作品のキス&ネバークライ。
幼少のころからフィギュアスケートでの才能を現していたみちる。
彼女のスケート選手としての人生と
幼少期に遭遇した事件の真相に迫る展開。
フィギュアスケート漫画の中にミステリー要素が加わった
従来のスケート漫画と違った趣向の作品。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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キス&ネバークライのあらすじは?
みちるの両親はアイスダンスの選手でしたが
父は他界、その後母の再婚で養父に育てられます。
養父は事業をしておりお金には不自由しない暮らしと
スケートへの投資をしています。
しかしみちるにとっての父は憧れの存在でもありました。
いつかは両親と同じアイスダンスをやってみたいと
そう思いながらシングルの練習に励んでいます。
そんな中、母の後輩にあたる
四方田コーチに個人的なレッスンを受けます。
キス&ネバークライ
みちるの相手は幼馴染みの礼音
もともとアイスホッケーをやっていた少年です。
みちるの滑る姿に魅了されフィギュアスケートに転向しました。
いつか四方田コーチと滑りたい・・・
みちるはその夢を抱きながら
シングルとアイスダンス両方の練習に励みます。
シングルの練習を疎かにしないそれが母親との約束だったからです。
しかしそんな努力もむなしくみちるは母親とともに
日本に戻るという話が出てしまいます。
礼音がいない日本ではアイスダンスの練習ができないと
母親の元を飛び出してしまうのでした・・・。
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キス&ネバークライのネタバレとその後の展開は?
みちるはまだ少女でありながらアイスダンスをしていた
両親の血を受け継ぎフィギュアスケートの才能を開花していました。
みちると知り合った礼音はアイスホッケーから
フィギュアスケートへ転向して彼女とともに
四方田コーチの元、アイスダンスのレッスンを受けます。
礼音はみちるのスケーティングに惹かれているのです。
シングルの練習、その合間のアイスダンスのレッスンと
毎日スケート尽くしの日々・・・。
しかしみちるの夢を邪魔するかのように
母親と日本に帰国することを告げられてしまいます。
日本に行くということはアメリカにいる礼音と別れることになります。
このままではアイスダンスのレッスンが出来なくなってしまう・・・
悲観し反発したみちるは母親の元を飛び出してしまいました。
――がその後事件に巻き込まれてしまいます。
寸前のところで四方田コーチに助け出されますが
記憶を無くしてしまうほどの衝撃を目撃してしまうのです。
キス&ネバークライ
気が付くとスケートリンクに戻っていたみちる
後に四方田コーチが亡くなったことを知るのです。
帰国後、みちるは四方田コーチの弟の晶とペアを組み
彼は単独、兄の死の真相を探っていました。
みちるの閉ざされた記憶の蓋が開かれていくにつれ
コーチの死の原因追及、みちるが関わってしまった
事件の真相と闇が明らかになっていきます。
事件真相解明には日本でダンスをやっている礼音
アメリカ時代のスケート仲間が
情報提供したり記憶を思い出したり・・・。
みちる自体が養父から虐待を受けていた疑惑も浮上し
恋の方では礼音との再会で揺れ動いていきます。
礼音もみちるとの再会で気持ちが動き・・・
スケートでは晶の怪我などでペア解消
シングルに戻ってしまったりもします。
一時は礼音に振り付けを依頼し
三人で上を目指していた時期もありました。
先に三人の関係の「恋」から身を引いたのは晶
彼はかつてのパートナーと寄りを戻します。
誰かに遠慮する必要がないのにみちると礼音の恋は
誰もが羨むような展開にはならず・・・。
才能に恵まれたみちるですが
その人生は決して順風満帆ではないのです。
心に傷を負いながらもひた向きにスケートに挑んだその結果は・・・。
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キス&ネバークライの感想は?
フィギュアスケートを題材にした少女漫画は多々ありますが
その多くは恋愛と絡めたものが大多数ではないでしょうか。
この作品はそこにミステリー要素が追加されていて
ミステリー作品としても十分、楽しめる要素があると思います。
主人公のみちるは裕福な家庭に育ったお嬢様ですが
心情的には決して幸せではなかったと思います。
キス&ネバークライ
スケートを続けるためにつらい記憶の蓋をあけていく過程
それを告白するシーンには衝撃を隠せません。
スケートを続けるために向き合い
そんな彼女の演技が心打たれないわけがないです。
スケート人生も恋もミステリー部分も綺麗にまとめられたこの作品
ぜひスケートシーズンの今、手にしていただきたいです。
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