ガールメイキルのネタバレとラストに感想!無料試し読みやあらすじもあり


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板倉梓先生の作品のガールメイキル。

 

両親が死に独り身となったことで
昔住んでいた町へ戻ってきた青年・五本木。

 

最近は特に物騒でそれなりに下品な街だけれど
ここが自分の故郷・・・彼はそう思っていました。

 

そんなある日、彼が出会ったのは
芽衣という15歳の少女で彼女の秘密とは・・・?

 

イジメラレ体質~お見合い相手の太い指でイ…ク… お前のおクチを塞(ふさ)がないとな?~彼に教わるMの品格~

 

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ガールメイキルのあらすじは?

 

街の小さなレンタルビデオショップで
住み込みで働く青年・五本木。

 

彼は両親が亡くなったことで幼い頃過ごしたことのある
この街に戻ってきたばかりでした。

 

街の裏側では二つのマフィアが
勢力争いをしているというなんとも物騒で猥雑な街。

 

しかし五本木はそんな街が嫌いではありませんでした。

 

そんなある日、彼が住んでいる
レンタルビデオショップの別の部屋に
二人の男女が越してきます。

 

一人は桂というオネエ口調の男
一人はまだ15歳の幼い少女・芽衣でした。

 

ガールメイキル
ガールメイキル

 

賑やかながらも友好的な二人とすぐに仲良くなる五本木ですが
しかし彼はすぐに二人が住む世界のことを知ってしまいます。

 

芽衣と桂は裏社会の・・・
マフィアの人間だったのです。

 

目の前で人が殺される現場を見せられた挙句
レンタルビデオショップの店長である馬目も
マフィアだということで突如そこに転がり込んだ五本木は
スパイなのではないかと疑われます。

 

結局芽衣の一言で事なきを得ますが
五本木はそんな彼女のことが心配でたまりません。

 

なぜこんなに幼いおまけに女の子が
マフィアなどやっているのか・・・。

 

行くところがないのかと五本木は問いますが
芽衣は自ら望んでマフィアになっているのだと告げます。

 

殺される可能性なんてどこにいたってある
人間は誰でも悪いところを持っているから・・・
それが芽衣の言い分でした。

 

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ガールメイキルのネタバレとその後の展開は?

 

その日の夜、五本木ははじめて芽衣が
人を殺すところを目の当たりにします。

 

おまけに相手は彼女が姉のように慕っていた女性でした。

 

大事なのは味方か敵かというところだけ・・・
そんな彼女に五本木は呆然としながらも
自分は芽衣の味方だと呟きます。

 

自分の目の前で人を殺した芽衣と桂の二人は次の日の朝も
ごく普通に五本木の目の前で食事をしていました。

 

その姿はまるで兄妹のようで
とても二人がマフィアの人間だとは思えません。

 

死にたいわけではないだけど
どこにいても同じならやりたいことをやる・・・
芽衣は弟を探しているのだと言います。

 

そんなある日のこと五本木は一人の男と出会います。

 

その男・司は芽衣たちと敵対する組織
「龍の髭」の一員だったのです。

 

ガールメイキル
ガールメイキル

 

ひょんなことから彼を助け
それっきりだと思っていたにもかかわらず
彼の妻・律も交えどんどん交流を
深めていってしまう五本木。

 

司や律のマフィアらしくない雰囲気や物言いが
いけないとわかりながらも
彼らと関わってしまう原因でもありました。

 

しかし事態は悪い方へと進んでいきます。

 

仕事をしくじった司が
とある人物の殺しを命じられるのです。

 

その人物とは芽衣か桂のどちらかでした。

 

おまけに司は偶然芽衣と五本木が一緒に
街を歩いているところを目撃してしまいます。

 

ささやかな友情、妻と生まれてくる子供への愛情
組織からの圧力・・・。

 

追い詰められた司は縋るように
五本木へ電話をするのでした。

 

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幼馴染はもうやめた。

 

ガールメイキルの感想は?

 

一昔前の日本のような場所を舞台にした
マフィアものの作品になります。

 

かわいらしい絵柄でまるで日常コメディ漫画のようです。

 

実際血生臭くないシーンの会話のテンポや
雰囲気はそんな感じですし。

 

そんな絵柄と内容がなんともマッチせず
それが不気味さや陰惨さを増幅させている感じです。

 

絵柄が絵柄なので殺したり殺されたりするシーンは
特別グロい感じなどもなく読みやすいです。

 

ただ非常に内容は心にクる感じになっていますね。

 

なにかしら救済があるのかと思えば全くそんなこともなく
紛れもなく裏社会を描いている作品なのだと思い知らされます。

 

ガールメイキル
ガールメイキル

 

1巻で敵対組織の下っ端である司と五本木
その妻の律が仲良くなるシーンからの流れが
とにかくぞわぞわさせられました。

 

芽衣がなぜあそこまで無感情に
人を殺し続けていくのか
彼女の弟とはそして五本木アキという男は
なにものなのか・・・。

 

このあたりが物語の肝になっていきます。

 

全4巻完結で短いながらも
非常に最後まで読みごたえがありました。

 

ただオチがちょっとあれ?
という感じではありましたが・・・。

 

まだあまり作品を発表していない
作家さんのようなので今後に期待ですかね。

 

表現力やキャラクターの描き方は
個人的に素晴らしい作品だったと思います。

 

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幼馴染はもうやめた。 25歳の女子高生~子供には教えられないことシてやるよ


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