柳広司先生・原案、仁藤すばる先生・漫画の作品の
ジョーカー・ゲーム THE ANIMATION。
敵も味方も欺くスパイ。
戦時中帝国陸軍で活躍した新鋭スパイ8人と
彼らの上官「魔王」の異名を持つ結城中佐の活躍。
鮮やかな騙しのテクニックに
敵国も恐れる彼らのミッションとは――?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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ジョーカー・ゲームのあらすじは?
昭和十二年、世界大戦中の帝国陸軍に
スパイ養成学校が設立しそれの名を「D機関」。
しかし軍内部ではその存在をよく思わない者たちも多く
ひとりの軍人がそこに送り込まれました。
彼の名は佐久間・・・。
彼自身もスパイという職に好意的にはなれず
最終的に残った生徒8人と距離を置きます。
ある晩、生徒8人がポーカーをしていたところに
遭遇し誘われますがカモにされその種明かしに激怒。
騒ぎに気付いた結城中佐との話も相容れられず・・・
佐久間は言い負けてしまいます。
この結城中佐こそがD機関の設立者で
スパイ養成学校での師であり上官でもあるのです。
命を捧げよ・・・。
自決も厭わないと教えられている帝国陸軍に対し
結城中佐のスパイ信念は「生き延びる」こと。
軍人は国のため愛国心をもって働くが
スパイにはその固定観念がないのです。
そこからして佐久間と彼らは互いを理解しあえないのでした。
ジョーカー・ゲーム
そんなある日、佐久間は上官に呼ばれ
スパイ容疑のあるジョン・ゴートン
彼がスパイである証拠を見つけよとの命を受けます。
その命がD機関へと告げられますが
結城中佐は無意味だと退けます。
――が、上官命令は絶対の佐久間が押し切り生徒のひとり
三好が憲兵隊を装って現場に向かうことになります。
憲兵隊の長役を佐久間が受け持つことになり同行しますが
ジョン・ゴートン宅前では彼が家宅捜査を拒みます。
もしなにも出なければ佐久間が切腹をする――
三好が独断で決めたこの言葉に
ゴートンは家宅捜査を認めるのでした。
ところがゴートン宅の家宅捜査は
これが2度目であることを知らされます。
当然、1度目でなにも出ていないので2度目の今回も
証拠のようなものはなにひとつ出てきません。
佐久間は切腹を覚悟します・・・。
そのとき佐久間の脳裏に結城中佐の話
生徒たちの会話が過ります。
それがきっかけとなり佐久間は無事
証拠を見つけることができたのでした。
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ジョーカー・ゲームのネタバレとその後の展開は?
参謀本部で武藤大佐に報告をする佐久間
証拠を見つけたとの報告に武藤大佐の表情は驚きを隠せません。
佐久間はさらに上官に詰め寄るように
2度目の捜査とは聞いていないと進言をしますが
上官に口ごたえをするのかと逆上されてしまいます。
証拠は御真影の裏に軍人である佐久間は
その御真影に触れてはいないこと
また証拠は押収しなかったことを報告します。
武藤大佐はホッと安堵したり
激怒したりと忙しなく態度を変えます。
知られた暗号はまた新しく変えれば問題はない――
佐久間の返答に憤慨
それが結城中佐の意見であるからなおさら。
帰り際、佐久間は料亭、花菱に落ちていたという
シガレットケースを渡し
これがこの一件のネタ晴らしとなるのです。
D機関を出て参謀本部に向かう途中
佐久間はある疑問を抱きます。
佐久間はなぜ結城中佐がゴートン宅の家宅捜査が
すでに行われていたことを知っていたのか。
2度目の家宅捜査の命を受けた日、武藤大佐が
二日酔いらしい感じだったことを思い出します。
続いて今回参謀本部に出向く前、三好に料亭にでも・・・
と誘われたことがきっかけとなり
本部に向かう前、花菱に内定調査に伺います。
ジョーカー・ゲーム
女将とも馴染みの佐久間は当時の大佐の様子や
ほかのお座敷の様子などを聞きます。
しかしこれといって目ぼしい情報は得られません。
ところが女将が思い出したように
大佐のシガレットケースを渡すのです。
大佐が落としていったそれを拾ったのが
となりの座敷にいた方であると告げるのです。
実はこの人こそが変装をした結城中佐でした。
大佐が芸者にスパイ容疑の家を
家宅捜査したと話してしまっていたことを
隣の部屋で聞いていたのでした。
全てのカラクリが部下に知られたことで大佐は憤慨
佐久間に対しスパイ側に寝返ったのかと問います。
佐久間は連絡係として動いただけだといい
寝返りにかんして否定をします。
参謀本部を出ると結城中佐がいます。
佐久間は結城中佐自身が普段からしている
フェイクにも気づいていました。
杖がなくても歩ける足、そして左手の義手・・・
結城中佐は佐久間にスパイの素質を感じD機関に誘いますが
彼は元いた陸軍へと戻るのでした。
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ジョーカー・ゲームの感想は?
原作の小説をほぼ忠実にアニメ化し
アニメの絵柄を再現したコミカライズ。
短編読み切りで毎回中心となるスパイが変わり
個々に個性もあるしミッション内容も様々。
8人のスパイの活動も魅力的ですが
なんといってもD機関創設者の結城中佐の過去が謎めている分
とにかくカッコいい!
ジョーカー・ゲーム
敵の幹部が恐れそれでいてどこか才能を認めているあたり
すごいスパイであったことが伺えます。
殺伐しているであろう戦時中の話ではありますが
スパイの華麗な騙しテクニックに魅了され
世界観が戦時中であることが薄れてしまいます。
文明の利器が発達していない昭和十二年
変装や言葉を巧みに操り騙していく様は
魅了されずにはいられないでしょう。
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