椎名あゆみ先生の作品の三日月と流れ星。
高校1年生の充希が見つけた素敵なカフェ。
そのカフェを経営しているイケメン店長さんは
充希にとってお星さまのようなキラキラした存在。
しかし彼の左手の薬指には指輪がはまっており
年齢は何と18歳も年上でさらには子供がいることまで判明。
既婚者・18歳年上、子持ちのイケメン店長
隆聖に抱いた叶うはずのない恋心。
切なく揺れる恋心が充希を少しだけ大人に成長させてくれる――。
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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三日月と流れ星のあらすじは？
高校の帰り道に見つけた素敵なカフェ
そこで働いている店長さんはもっと素敵な人でした。
足しげく通うようになるうちに顔を覚えてもらえた充希。
文学少女でもある彼女は難解な小説をカフェで読みふけることが
日常生活の楽しみになっていました。
マイナーな分野の本を好む彼女でしたがなんと
カフェの店長さんもその作家を知っているといいます。
意外な共通点からお互いの名前を聞くことになり
店長さんは隆聖さん。
34歳でカフェをオープンさせた人であり
左手の薬指には結婚指輪がはまっています。
三日月と流れ星
18歳も年上で結婚もしている人を好きになっても
仕方がないと そう思いながらも彼の顔を見るために
カフェに通うだけで楽しい気持ちになれる充希。
高校でできた友人・莉子との話題も
隆聖のことで持ちきりになります。
一度、隆聖に会いたいという莉子を連れてカフェに行くと
積極的に隆聖に質問をしていく莉子。
その中で隆聖の奥さんが今はいないことそして驚くことに
自分と同じくらいの息子がいることが判明！
今は奥さんがいないということに喜んでよいのか
同じくらいの年齢の息子がいる事実を
どのように受け止めていけばよいのか・・・。
わけありすぎる隆聖への切ない片思いが今始まっていく――！
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三日月と流れ星のネタバレとその後の展開は？
バツイチ、既婚歴あり、子供までいる隆聖。
複雑な事情を知るも人手が足りないと言われて
とりあえずはカフェを手伝うことになった充希。
そこには隆聖の息子・玲於も手伝いに来ていますが
何かと充希に突っかかってくるのです。
母子家庭で育った充希は父子家庭で育って玲於の気持ちが
分かるような気持もするし分からないように思うことも・・・。
アルバイトを通じて隆聖と一緒にいる時間が以前より増えますが
隆聖のことは仕事で見せる顔しか知ることができません。
なかなか近寄らない隆聖との距離にやきもきしていると
ある日お店の定休日にばったりと隆聖に出会います。
三日月と流れ星
映画鑑賞をすると言っていた隆聖についていき
一緒の時間を過ごすと今度は隆聖から
付き合って欲しいところがあると誘われることに！
期待を胸にして向かった先は古書カフェ。
そこはカフェの店長が認めた人しか入れることがない場所で
今まで隆聖が人を連れてきたことはないと言われます。
もしかしたら隆聖も自分のことを
憎からず思っているのかもしれない・・・。
思い切って隆聖に自分の気持ちを告白したところ
隆聖から返ってきたのは予想もしていなかった答えで・・・。
そして明らかになる隆聖の大きな秘密とは――？
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三日月と流れ星の感想は？
高校生の頃、年上の男性に憧れる時期は
多くの人が経験したことではないでしょうか。
しかしその男性が既婚歴があり現在は奥さんがおらず
さらには子供までいる相手だとわかったら？
複雑な事情を抱える隆聖に恋をした充希は
さらなる隆聖の秘密を聞かされることになり
その先にどのような選択をしていくのでしょうか。
10代の頃に年上の男性に抱いた恋心を思い出しながら
あのとき違う選択をしていたら今頃はどうなっていたのだろうかと
色々と想像をしながら読み進めることが出来ました。
三日月と流れ星
若いときはたくさんのエネルギーで相手の全てを
受け入れることが出来るかもしれません。
しかしそれだけでは恋愛は息切れをしてしまうように思います。
相手を受け入れるためには自分も少し大人にならなければいけない
そのためにはもしかしたら時間が必要なのかもしれない。
そんな風に考えていたところなんとこの作品には
続きがあるではありませんか！
それも充希が大学生になってからのお話です。
少しだけ大人になった充希と隆聖が
今後どうなっていくのか本当に楽しみな作品です。
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