ヤマザキコレ先生の作品の魔法使いの嫁。
身寄りのない十五歳の少女を買ったのは
人ではない姿をした魔法使いでした。
魔法使いに買われた少女の運命は――?
ネタバレもありますので先に無料で試し読みをしたい方はこちら。
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魔法使いの嫁のあらすじは?
日本人の15歳になる羽鳥チセは
魔法使いの弟子となるため落札されます。
身寄りのないチセは人以外のものが見えてしまうため
不気味がられ厄介者として扱われていました。
そんな彼女は生きることに
無気力な状態になっていました。
エリアスの家に連れられるとそこには妖精がいて
エリアスのことを聞かされます――
彼は半端者だと・・・。
エリアスに心を許せないチセですが
彼の温かい歓迎に少しずつ心を開いていきます。
魔法使いの嫁
そんなチセに妖精が言葉巧みに近づいて
外に連れ出してしまいました。
その様子を見ているエリアス
彼はチセのことを夜の愛し仔と呼ぶのです。
チセには隠されたなにかがあるようです・・・
おそらくチセ本人も気づいていない
もしくは知らないことなのでしょう。
しかし妖精はチセが何者なのかを知っているようで
妖精の国に連れて行こうとします。
――が、土壇場でチセが拒み
エリアスが迎えに来ていたのでした。
彼はチセに言うのです――
花嫁にするつもりだと・・・。
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魔法使いの嫁のネタバレとその後の展開は?
二日間眠りっぱなしだったチセが目覚めると
エリアスは新婚旅行に行こうと言い出します。
身体は人型、しかし顔は人ではない骸骨のようなもの・・・
かなり変わった外見の魔法使いですが
性格はいい人そうだとチセは分析します。
実は買い出しに連れ出しただけで
新婚旅行は冗談でした・・・!
街中に入る手前でエリアスの外見が変化
どこからみても人間そのものになっています。
それなりに見栄えのいい変化なのですが
チセに胡散臭いと言われショックを受けるエリアス。
ふたりが向かったのは知人の店
女主人のアンジェリカとエリアスは
かなり古い付き合いのようです。
アンジェリカから魔法使いの
素質についての説明を受けます。
魔法の練習をはじめるとチセの脳裏に
なにかが見えはじめるのですが
エリアスがそれを阻止してしまいました。
彼にはまだチセに知らせたくないことがあるようです。
魔法使いの嫁
家に戻ると神父のサイモンが
エリアスの帰りを待っていてチセとエリアスに
頼みがあるというのです。
それは最近活発になっているドラゴンの様子を
見てきてほしいというものでした。
ふたりは竜の国へ向かう・・・
いえ、向かおうとしたときチセが竜に連れ去れ・・・。
あとで竜の軽い悪戯であると知らされ
チセは竜の子供や年老いて動けない
竜と打ち解けあっていくのです。
年老いた竜は五百年生きたそうです・・・
その命もあとわずかで老竜はチセと話し時を共有。
老竜の命が尽きたときチセは自然の理を感じ
亡くなった悲しさより受けた優しさを感じるのでした。
ふたりが次に向かったのはしゃべる猫がいる場所
といっても誰にでも猫の言葉が聞こえるわけではありません。
猫の国の王様から手伝ってほしいと頼まれ
これも神父サイモンがエリアスに依頼したことでした。
猫と猫好きな人間が住んでいる場所で
なにが起きているというのでしょうか。
猫の王様に案内されながらチセは遠い昔
猫を殺すことを楽しむ男がいた――
という話を聞かされるのです。
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魔法使いの嫁の感想は?
人外と少女の物語といえばこの作品でしょう。
エグいわけでもエッチなわけでもなく純粋に
魔法使いや妖精などが棲む世界での理などが描写され
冒頭からかなり世界観にはいっていけます。
まだまだ登場人物の素性が明確になっていませんが
少しずつ明かされていくチセやエアリスの過去
ふたりが向かう未来から目が離せません。
魔法使いの嫁
彼らを取り巻く存在も増え時には狡猾な者もいますが
チセの味方になっていく人外達ちとの触れ合いも見どころです。
人は基本、人以外を見ることができません。
子供の頃は見えても大人になると見えなくなる・・・
それでも人の傍に残ることを選ぶ
妖精の想いに心打たれることも。
優しい気持ちにもなれるゴシックファンタジーです。
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